2022 シンポジウム 多様な視点から考える連合赤軍

連合赤軍による「あさま山荘事件」「総括=同志リンチ殺害事件」から50年が過ぎました。

今では事件をリアルタイムに見、聞き、体験した人も、少数派になりました。
当事者の一部は泉下の人となり、健康を損なっている人も少なくありません。

事件のスポークスマンとして活発に発言していた会のメンバー植垣康博も、残念ながら今年は参加できなくなりました。
事件から半世紀という節目だからなのでしょうか、メディアの報道は発言者が多彩になり、視点も多様化してきたように見えます。

そのような情況を踏まえ、私たち「連合赤軍事件の全体像を残す会」も当事者・パネリストと共に過去の教訓をさらに深めていきたい。

また、今現在の社会情況と真摯に向き合って行動している若者たちと時空を超えて未来を語り合いたい、と願い、本シンポジウムを開催することになりました。


2022年6月18日(土)13時30分開場 14時開始 17時~18時ごろ終了
目黒区民センター(目黒駅から目黒川方向に徒歩12分) 会場費 999円 予約不要

第1部:映像で振り返る「新左翼登場から連合赤軍事件まで」

第2部:シンポジウム「なぜ理想を求める運動は挫折するのかー連合赤軍の教訓」

パネリスト:森達也、雨宮処凛、山本直樹、ピオ・デミリア、パトリシア・スタインホフ(オンライン参加) 

第3部:シンポジウム「私たちはどのような未来社会を築こうとしているのかー新しい世代の思想と運動」

パネリスト:今現在の様々な社会課題と向き合い行動している若者たち 

当事者:岩田平治、前澤虎義、雪野建作、その他。 司会:金廣志、椎野礼仁


主催:連合赤軍事件の全体像を残す会
問合せ 03・5291・7750 (有)椎野企画